現代アートの
謎解きインタビュー!
現代アートティストにド素人がガチ質問!
現代アートの制作者に、ド素人がわかるまで質問することで、難解な現代アートを解きほぐす!
・・・美大生やアート初心者が悩む「コンセプトの作り方」を現役アーティストたちの
言葉から学ぶことができるコーナー!
第一回は、アート超初心者の塚本あかねさんが、彫刻家・荒井先生に電撃質問!
アーティスト
荒 井 伸 佳 先生
東京造形大学造形学部美術学科Ⅱ類卒業
2012 「空似」展 (現代ハイツ、東京)
2016 「東京造形大学創立50周年記念ZOKEI NEXT50(アーツ千代田3331、東京) 「Nowhere」展(Plaza Gallery 東京)
2017 「下品」展(Art Center Ongoing、東京)
個展・グループ展多数
インタビュアー
塚本あかね
絵画教室ルカノーズ1年生
アートをはじめたばかりの看護士
作品タイトル「白と黒」
作品タイトル「Black & White」
◆荒井先生個展 作品
作品タイトル「白と黒 / Black&White」
会場
こんにちは!今日はよろしくお願いシマス!
で、、、最初から全く意味不明なんですけど!?
そこの壁にコンセプトシートがあるので一応、読んでみてください。
・・・(゜_゜)
(^_^;) 読めば読むほどぜんぜんわかんなーい。
ネオンの「白と黒」の白の部分は赤く光ってるのに英語の「Black & White」は黒の部分が赤く光ってるし、頭が追いつかない。
RGB(レッド・グリーン・ブルー)という光の三原色についての作品で、人間が知覚する全ての色は白や黒までも含めてRGBで表現されてます。
日本語の「白と黒」、英語の「Black and White」の2種の作品があるのは日本だと、白黒テレビ、白黒映画というように白が先に、英語の文化圏の人は必ず先にブラック&ホワイトと、、ブラックが先に来るところも作品に反映されてます。
なんで日本は白が先なの?
そりゃ分からない・・笑
まぁ、、人って同じものを見ているようで、同じものを見てないというか、、。
僕らが真実と思って信じ込んでいるものも、時代とか文化圏によって異なるということの表現というか、、。
深っ!!!
でも、ちょっとわかって来たかも。でも、、そもそもなんで、こんなの作ろうと思うの?
コンセプトはこういうことだけど、アートである以上は最終的には、ビジュアルがとても大切だと思っていて、見せ方として 今回はネオンを使ってみたいと思って。
というか、、カッコイイし、欲しい。
こういう看板のお店なら入っちゃう!笑
ん?、、、この白黒のは?
今回「白と黒」が展覧会のテーマなので、実際に白と黒で構成された彫刻を設置しています。
あー、、なるほどー!?
でも私にはピアノにしか見えないかも。(^_^;)
この下のピロピロの長さとかも意味はないの?
そうだね。汗。チェーンの長さ自体にそんなに深い意味はないかも・・・。
汗・・・なんでも聞いてスミマセン!
アートは全部に意味がないとダメかと思ったら、意外に自由にやっていいんだ!
荒井先生)そうそう。