その1/4
AO NOSE の
ゴミ屋敷で授業
突撃
♪ピロロ~ン
6月某日。AONOSE代表 レンジから、メンバーへ一斉LINE。
え?ゴミ屋敷…ざますか?
Aha! さてはクリーンナップね!
承知。我覚醒のとき来たれり
お掃除頑張りまぁす♡
仕事じゃけぇ、行けんよー
ヤルぜ ヤルぜ ヤルぜーい!
(既読スルー)
というわけで……
2019年6月21日。
やってきましたゴミ屋敷 in あきる野!
AO NOSE メンバー大集結!
今回集ったメンバーはコチラ!
発起人AO NOSE 代表・画家 三杉レンジ
「美術業界に革命を!!ゲバ棒 持っていざ参上!」
絵本作家・アートナビゲーター 金古真紀(まき)
「ハタキのおマキといえば私のこと。どなたさまも叩けば埃もたちましょう。美術界へ、いざ出陣」
アーティスト・ 画家 shiorizm
「モップで Wash は shiorizm におまかせよ! アート界を Let's brush
しちゃうかんね!」
画家・パフォーマー もも
「もも もも ももも すもももも♡ 美術界もぉ、ゴミ屋敷もぉ、ぜ〜んぶ桃色にそめちゃうぞっ♡」
写真家 キャ☆ずな
「美術街道仏恥義理!走り出すコロコロ ローリング、髪の毛一本逃がさねぇ!」
LUKANOSE 受講生 ニノ
「我が封印されし右目よ。右腕とともに、いざ美術界へと解き放たれよ」
さぁみんな、片っ端から片付けちゃうよ!
おーっ!!!
…って、ちょ〜っと待って!今日は掃除じゃないからっ!
え え え っ???
今日はこの『ゴミ屋敷』の中で授業をやります!
マスコミを騒がせているゴミ屋敷と呼ばれるこの中で家主さんを前に「美術史におけるゴミとアートの関係」についての講義を行う。もちろん実技もアリ!
現代社会においては既に自然の一部ともいえるゴミの声を聴き、ここにある大量のゴミを ”アート” に 転生させられるか!?を問うのが今回のチャレンジ。
ここの家主さんもゴミがアートとして数億円になったりする美術の歴史を学ぶことで、アートに目覚め、
”ゴミ屋敷” が ”ジャンク・アート御殿”
なんて呼ばれる日が来るかも!?
ワ~ッハッハッハッハッハ~!
ということで、さっそく家主さんに取材交渉しよう!
誰が行く??
…なんつう文脈だ
絶対やだ
たいがいにしろよ
…コホン。こういうのは言い出しっぺが行くのがよろしいでしょう
That's right!レンジさん行きなよ!
………。
わ〜なんか、すごいこっち見てる〜
しかも牛歩なみに鈍いざますね
まだ見てるし
だいたいあの格好なんなんだよ。学生運動のおっさんかよ
あ、戻ってきた…
あ…れ…?
なんか…急に…喉の調子が…誰か…代わり…に…
………。
キャ☆ずな、あーた元ヤンざましょ?
夜露死苦
ちょ、わーったよ!行くよ!行くって!
………。
…あ!
しもしも〜?
え〜?画面真っ暗じゃないですかぁ?
あ〜あの件ですよね〜ハイハイ…
………。じゃあ、shiorizmかニノ…
Hello,oh yes
あ、もしもし?
まきさ…
もしもし〜?
桃ちゃん、頼んだ!
え〜やばみ〜
も〜。みんなしょうがないんだからぁ〜☆
スタスタ行きやがった…
全く振り向かなかったし
強靭なメンタルざます
あ、家主出てきたっ
Lee!
お〜!
今回、『突撃 ゴミ屋敷授業』をご快諾くださった、ゴミ屋敷家主の
久保嶋光嗣さん 63歳。
次のページでは、いよいよ潜入!ゴミ屋敷の全貌が明らかに!